ウクライナ軍のドローンが捉えた北朝鮮製の多連装ロケット砲(ウクライナ軍のテレグラムより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ウクライナ軍のドローンが捉えた北朝鮮製の多連装ロケット砲(ウクライナ軍のテレグラムより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部が野党国会議員に提出した資料によると、北朝鮮はロシアに対する砲弾の提供を続けており、これまでにコンテナ約2万8000個分を送ったと推定した。ウクライナ攻撃で主に使用する152ミリ砲弾で換算すると約1200万発分に相当するという。

 同部は北朝鮮がロシアに兵器を提供し続けているとしたうえで、関係機関や友好国などと提供の規模などについて分析していると説明した。

 これに関し、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は11日(現地時間)の米ブルームバーグ通信とのインタビューで、24時間体制で兵器を生産している北朝鮮の兵器備蓄量は膨大でロシアがウクライナ侵攻で使用する弾薬の約4割は北朝鮮製との見方を示した。

 ブダノフ氏は北朝鮮が弾薬だけでなく、弾道ミサイル、砲撃システムなどをロシアに提供しているとしたうえで、これらが質的にも優れていると強調。ここ3カ月の間にウクライナ軍の情報部隊が被った損失のうち約6割が北朝鮮製兵器によるものだとの見解を示した。


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