「泣いてぐずったから」…生後11か月の娘を殺害・遺棄した父親に「懲役13年」宣告=韓国
「泣いてぐずったから」…生後11か月の娘を殺害・遺棄した父親に「懲役13年」宣告=韓国
生後11か月の娘に暴行を加え死亡させた上、遺体を遺棄した容疑で裁判にかけられた20代の父親に重刑が宣告された。泣いてぐずったというのが殺害の理由だった。裁判部は重犯罪と判断し懲役13年を宣告した。

テジョン(大田)地方裁判所ホンソン(洪城)支院は8日、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法違反(児童虐待殺害)などの容疑で起訴されたA被告に懲役13年を宣告した。

また、A被告に80時間の児童虐待治療プログラムの履修と10年間の児童関連機関への就業制限も命令した。

裁判部は、「この事件は言うまでもなく重犯罪で、被告人の罪責は極めて重く、社会的非難の可能性も高い」とし、「ただ、犯行の全てを認めており、計画的な殺害とは考えられない点、知的障害がある点などを考慮した」と量刑の理由を説明した。

A被告は昨年9月初旬、生後11か月の娘が泣いてぐずっているという理由で腹部と胸部に暴行を加え、部屋の床に投げ落として死亡させた。その後、自宅にあった発泡スチロールの箱に遺体を遺棄した容疑で起訴された。

共に起訴された母親について裁判部は、「罪責は軽くないが、犯行が遺体遺棄の部分に限定されており、養育する子どもがいる点などを考慮した」として懲役1年6か月、執行猶予3年を宣告した。
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