江華島で試料を採取する韓国原子力安全技術院の関係者(同委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
江華島で試料を採取する韓国原子力安全技術院の関係者(同委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の原子力安全委員会は4日、北朝鮮南西部の黄海北道・平山にあるウラン精製工場の排水による黄海の汚染が懸念されている問題を巡り、黄海で試料を採取するため韓国原子力安全技術院の専門家を韓国北西部の江華島に派遣したと発表した。

 六つの地点で採取された試料は分析室に移され、セシウムやウラン、重金属の汚染有無について精密な調査が行われる予定だ。

 政府は前日、統一部の主宰で関係官庁会議を行い、原子力安全委員会と海洋水産部、環境部と合同で実態調査を進めることを決めた。

 今回の調査では、黄海北道を流れる礼成江の河口に近い江華島や漢江の河口など10カ所について放射性物質や重金属による汚染の有無を確認し、2週間後に結果を公開する計画だ。


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