釜山複合火力発電所で7月から商業運転を開始した斗山エナビリティが開発したガスタービンローター(写真=南部発電)
釜山複合火力発電所で7月から商業運転を開始した斗山エナビリティが開発したガスタービンローター(写真=南部発電)
南部発電がドゥーサン(斗山)エネルギーが開発した発電所用ガスタービンの商用化に成功した。

南部発電は3日、プサン(釜山)複合発電所に設置された7Fガスタービンの部品が今月1日から商業運転を開始したと明らかにした。ガス火力発電所の中心部品であるガスタービンに国産部品を使用して稼動するのは今回が初めてだ。

南部発電と斗山エネルギーは、世界で最も広く使われている7Fタイプのガスタービンの主要部品を国産化するため、政府の支援のもとで研究開発を進めてきた。斗山エネルギーは今回国内の技術を使用して再生整備したガスタービンローターと高温部品を開発し、試運転を始めた。南部発電は新規発電所の建設に準ずるレベルの試運転を進めることで信頼性を確保したと説明している。

南部発電と斗山エナビリティは今回開発し商用化に成功した7Fタイプのガスタービンの主要部品を国内で採用拡大すると同時に、米国などへの輸出も図る。

両社はすでに今年1月、国内9社の協力会社と共同輸出のための「チームコリア」を設立し、5月には世界最大のガスタービンのユーザーカンファレンスで共同広報も行った。7Fタイプのガスタービンは米国だけで660基が運用されている代表的機種で、年間の整備需要だけでも1兆ウォン(約1066億円)に達する。

南部発電の関係者は「発電技術の競争力の確保と開発技術の輸出により国内の景気を活性化し、発電設備の運営費用を下げられるよう引き続き努力する」と述べた。
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