李在明(イ・ジェミョン)大統領(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
李在明(イ・ジェミョン)大統領(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は3日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と就任後初の電話会談を行った。大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官が伝えた。

 ルッテ氏は李大統領の就任に祝意を示すとともに、先月24、25の両日にオランダで開催されたNATO首脳会議に李大統領の代わりに出席した韓国の国家安保室長が韓国政府とNATOとの協力に対して確固たる意思を表明したことについて謝意を示した。

 李大統領はNATO首脳会議が成功裏に開かれたことを祝い、「世界的な複合危機のなか、今後も韓国・NATO間のパートナーシップを深めるための努力を続ける」と強調した。

 李大統領はNATO首脳会議への出席について積極的に検討したが、国内懸案や中東情勢による不確実性などを踏まえ欠席を決めた。

 電話会談で両氏は防衛産業分野での協力を強化することで一致。NATOの次世代戦力共同開発事業への韓国の参加など具体的な防衛産業協力について協議するとともに、地域や世界の安全保障に対する挑戦に対応するため緊密に意思疎通することを申し合わせた。

 ルッテ氏が対面による会談を希望すると、李大統領は「いつでも韓国を訪問してほしい」と応じた。


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