李大統領はこの日、就任から30日を迎えたことで記者会見を開き、日本メディアからの日韓関係に関する質問に「2つ(歴史問題と協力事案)を分離しようというのが私の考えだ」とし「金大中-小渕宣言のような韓日関係の設定に全面的に同意する」と答えた。
「小渕-金大中」宣言は、1998年当時に訪日した金大中大統領が小渕恵三首相とともに発表した「21世紀の新たな日韓パートナーシップ共同宣言」をいう。
この宣言により、日本はかつての植民地支配への反省や謝罪を文書に明示し、日韓両国が未来志向的関係の発展を約束した。
李大統領は「早期に日本に行く考えだったが、日程が確定できない状況だ」とし「シャトル外交の回復は私がまずお話ししたが、隣国なので複雑な過程を経ることなく必要な時に行き来しながら、誤解を減らし対話を通じて協力する事案については協力していければと思う」と語った。
つづけて「私は、2つ(歴史問題と協力事案)を混ぜる必要はないと考える」とし「柔軟で合理的な態度を持つべきだ」と強調した。
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