沈雨廷氏(資料写真)=(聯合ニュース)
沈雨廷氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇検事総長が辞意表明 李政権の検察改革を間接批判

 沈雨廷(シム・ウジョン)検事総長が1日、電撃的に辞意を表明した。李在明(イ・ジェミョン)政権が掲げる検察改革について間接的に強い懸念を示した。沈氏は「刑事司法制度は国民全体の生命、身体、財産などの基本権に直結する問題」とし、「期限と結論を決めて(改革が)推進される場合、予想しなかった多くの副作用が生じる可能性がある」と述べた。

◇特別検察官 尹前大統領に5日の再出頭要請

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件を政府から独立して捜査する特別検察官のチームは、2度目の出頭要請に応じなかった尹氏に対し、今月5日に出頭するよう改めて要請した。5日の出頭要請にも応じなければ裁判所は拘束令状を発付するだろうとの見方を示し、「5日はわれわれの最後の出頭通知」と警告した。

◇李大統領 マンション高騰に「投資手段が不動産に限定」

 李在明大統領は閣議で、最近のソウルのマンション価格高騰を巡り「韓国の投資手段が住宅や不動産に限定されたため、住宅が投資・投機手段になり、住宅の不安定化を招いてきた」と指摘した。そのうえで、最近は株式・金融市場の正常化により代替投資手段が増えてきたとして、こうした流れが続くよう対策を指示した。

◇釜山 6月で最も暑い日を連日更新

 気象庁によると、南部・釜山市の6月30日の一日平均気温は26.2度で、1904年の観測開始以来6月としては最も高かった。29日(25.9度)に6月の最高一日平均気温を記録していたが、1日で更新した。


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