沈氏は「さまざまな状況を考慮した結果、今、職から退くことが最後の責任を全うすることだと判断した」とのコメントを発表。「刑事司法制度は国民全体の生命、身体、財産などの基本権に直結する問題」とし、「期限と結論を決めて(改革が)推進される場合、予想しなかった多くの副作用が生じる可能性がある」と述べた。そのうえで、「学界、実務界の専門家などから多様な意見を十分に聞き、深い議論を経て国民のための刑事司法制度がつくられなければならない」と強調した。
沈氏の辞表が受理されれば、1988年に検事総長の任期を2年とする法律が施行されて以来、途中退任する16人目の総長となる。沈氏は2024年9月に就任した。
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