金民錫、国務総理候補者
金民錫、国務総理候補者
国民の力は28日、共に民主党(与党)がキム・ミンソク(金民錫)国務総理候補者の承認案表決を強行しようとすることを批判し、イ・ジェミョン(李在明)大統領の指名撤回と金候補者の自主辞退を促した。

ハム・インギョン国民の力報道官はこの日の論評で「金候補者に対する今回の人事聴聞の過程で、国民が納得できる釈明はなかった。証人や参考人が1人もいない聴聞会にしておいて『する』と言っていた資料提出がなく、聴聞会は空転した」と批判した。

ハム報道官は「生活費・留学費などのはっきりしない資金の流れについても明快な説明はなかった。代わりに時ならぬ『白菜』だけが残った」と批判した

続いて「金候補者は50%に近い国家債務比率を20~30%と答え、今年の国家予算規模さえまともに答えられなかった。(金候補者)本人は努力してお金を稼いだことがなく、国家債務比率、国家予算規模さえ知らない候補者に民生危機を克服する資質があるのか」と指摘した。

さらに「このような問題提起に大統領が野党の非常対策委員長に対し『叩けば出てこないと思うか』と答えたという報道はもっと大きな衝撃だ。支持率が50%を超えたとして、野党の懸念を黙殺しようとしたとの情況もあった」と伝えた。

ハム報道官は「金候補者の指名撤回を強力に要求する。不適格候補者に対する指名撤回は当然の責任であり、その責任を放棄する瞬間、李在明政府の道徳性と実用性はすべて崩れるだろう」と警告した。

また、キム・ギヒョン国民の力議員はフェイスブックに「史上初の『証人のいない聴聞会』という切羽詰まったドラマが強制終了すると、共に民主党は金候補者任命同意案を強制通過させると言っている」と批判した。

キム議員は「金候補者は疑惑が提起されるたびに『聴聞会で釈明する』と答えたが、やはりその大統領には、その総理らしく時間稼ぎ用の嘘だった」と非難した。

そして「(金候補者は)道徳性と実力、どれ1つも備えていない、一言で表すと最小限の資質さえない『0点候補』だ。これ以上ひどくならず、手遅れになる前に本日にでもすぐに辞退せよ」と求めた。
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