李大統領は光州軍空港と民間空港の移転問題を最重要議題に挙げ、「国家単位で私が責任を持って対応する」と強調した。国防部や国土交通部など関係官庁と光州市、全羅南道によるTF(タスクフォース)を大統領室内に立ち上げるよう指示した。
1949年に完成した光州軍空港は、都市部の拡大などにより移転を求める声が高まり、2007年に全羅南道に務安国際空港が開港すると、同空港への移転を巡る議論が本格化した。だが、光州市は軍空港移転の前提として民間空港も移転すべきだと主張。全羅南道は民間空港の移転は軍空港の移転とは切り離して進めるべきとの立場を崩さず、議論は平行線をたどっていた。
李大統領がTF設置を指示したことで、空港移転事業に弾みがつく見通しだ。
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