釜山の女子高生3人の死亡…「学校講師とトラブルがあった」
釜山の女子高生3人の死亡…「学校講師とトラブルがあった」
プサン(釜山)で共に死亡した女子高生3人に学校の舞踊講師とトラブルがあったという主張が提起された。遺族と保護者らは徹底した真相究明を求めている。

釜山A高等学校の保護者会と生徒を指導してきた舞踊教室の講師らは24日、記者会見を開き、「3人の生徒の選択は単純に学業ストレスだけだと解釈してはいけない」と声を高めた。

また、「ことし1月、舞踊科の専攻講師14人のうち11人が交代し、3月の新学期開始直後に2年生担当の新任実技講師と生徒らのトラブルが始まった」とし、「学年初めから非正常的に行われた学校運営と学校財団の運用が無関係ではない」と説明した。

保護者会側は死亡した3人の生徒は全て中上位圏の成績で、1人はいつも実技では1位になるほどの実力者だったと説明した。舞踊教室の講師らも3人の生徒がうつ病を患ったことはなく、最近学校側とトラブルがあったと伝えた。

死亡した生徒が通っていた舞踊教室の院長は、「新学期が始まって1、2か月が過ぎたころから生徒らが講師とのトラブルを少しずつ話すようになった」とし、「子どもらの目線に合わない部分があり、放課後の授業を受けたくないと訴えたので、(生徒らに)受けないようにと助言もした」と話した。

保護者会側はまた、この講師のさまざまな問題について今月4日、警察に捜査依頼をしており、学校側は生徒らの死亡事故後になってはじめてこの講師を授業から外したと明らかにした。

釜山教育庁はきょうから監査班15人をこの高校に投入し、学校運営全般と財団管理実態などに対する特別監査を実施することにした。

事件を捜査しているヘウンデ(海雲台)警察署は遺族や周囲の人を対象に慎重に捜査を進めており、生徒らの携帯電話のフォレンジック作業を通じより精密な死亡背景の分析を行う計画だ。
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