ケルンで展示されていた少女像(資料写真)=(聯合ニュース)
ケルンで展示されていた少女像(資料写真)=(聯合ニュース)
【ベルリン聯合ニュース】ドイツで旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「少女像」の設置を推進する韓国系市民団体、コリア協議会は18日までに、ケルンにある博物館、ナチス記録センターの前で展示されていた少女像をボンの女性博物館の前に移転したと発表した。

 

 この少女像は、ナチス記録センターで今年3月から3カ月間開催された展示の一環として設置されていた。コリア協議会によると、移転先の場所は私有地のため、今後は永久的に設置できるという。

 一方、2020年9月にベルリン市内に設置された別の少女像は、区当局が撤去を要求している。ベルリン行政裁判所はコリア協議会が今年4月に撤去命令の取り消しを求めて行った仮処分申請を認め、9月28日まで設置を続けることを許可した。同協議会は私有地への移転を提案した区側と近く協議する予定だ。

 ドイツにはこのほか、フランクフルトやカッセルにも少女像が設置されている。


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