李在明大統領、G7につづきNATO首脳会議にも「出席」する可能性=韓国
李在明大統領、G7につづきNATO首脳会議にも「出席」する可能性=韓国
韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領はカナダで開催されるG7(主要7か国)サミットに出席するためまもなく出国する中、オランダのハーグで24~25日(現地時間)に開かれるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議にも出席する可能性が取りざたされている。

韓国の大統領が就任から半月で多国間の外交舞台に2回続けて出席するのはこれまで前例がなく、イ大統領は息つく間もない外交日程を消化するものとみられる。

韓国大統領室の関係者は13日、イ大統領のNATO首脳会議出席について「(確定は)まだだ」と伝えた。これは「決まったことはまだない」という意味だが、大統領室はまずG7サミットの準備に集中しながら、NATO首脳会議出席に関しては最後まで検討を繰り返すことが予想される。

政界では当初「イ大統領はG7だけに出席するだろう」という見方が出ていた。これは「就任直後は山積みとなっている国内の懸案に取り組むため、多国間外交に2回続けて出席するのは負担になり得る」ということである。

しかし「関税交渉のためドナルド・トランプ米大統領と接触する点」や「西側諸国との関係を再設定し、外交戦略を立てるべきだという点」などにより、NATO首脳会議にも出席する方向へと傾いているものとみられる。

前日(12日)大統領室の関係者も記者たちに「(NATOに)出席するのがよいのでは」とし「確定してはいないが、出席する可能性はある」と語ったという。

Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96