大韓航空がアシアナ航空を吸収して一つの会社になるため、アシアナ便でためたマイルが大韓航空でどのように扱われるようになるのか注目されている。
公正取引委員会は「マイルの使用先がアシアナ航空がこれまで提供してきたものと比較して不足した部分があった」として「マイルの統合比率と関連した具体的な説明などにおいて公正取引委員会が審査を開始するには多少不十分な部分があると判断した」と説明した。
公正取引委員会は消費者の利益を保護するために▼アシアナ航空利用者の信頼を保護し不利益が生じてはならない▼両航空会社の利益がバランスよく保護されなければならない――などの審査基準を設定していたが、これを満たしていなかったとみられる。
統合されたマイルの使用先がアシアナのマイルよりも少なく、アシアナのマイルを保有する利用者に不利と判断されたようだ。
マイルの統合は両社の統合を承認する条件となっている。
公取委がこの日、大韓航空のマイル統合案を突き返したことで、大韓航空が計画している来年10月の統合会社発足も遅れる可能性がある。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40