【ソウル6日聯合】女優のチェ・ジンシルさんの自殺をきっかけに、インターネット上での虚偽事実の流布と悪質な書き込みが社会問題化していることを受け、検察も常習的で悪質なネット上の名誉棄損事犯を拘束捜査するなど強力対応する方針を固めた。
 ソウル中央地検は6日、「このほど警察に対しネット名誉棄損事犯を徹底して取り締まるよう指示する公文を数回送り、警察の捜査を指揮している」と明らかにした。検察によると、取り締まりの重点対象は、ネット上で虚偽事実を流布したり侮辱的な書き込みをして個人や団体の名誉を棄損したケースや、特定の個人情報をネットで公開し脅迫しようとするケースなど。特に常習的な名誉棄損や悪意のある虚偽事実流布、公共機関や著名人に害が及ぶような虚偽事実流布などの行為に対しては、拘束した上での捜査を原則とすることにした。検察は、インターネットの悪用で社会の信頼基盤が揺るがされていると懸念を示した。

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