李在明大統領の息子の結婚式にテロ関連の書き込み…警察が追跡中＝韓国

イ・ジェミョン（李在明）大統領の息子、イ・ドンホ氏の結婚式を狙ったテロを予告する書き込みがオンライン上に掲載されたという通報が寄せられ、警察が追跡に乗り出した。

10日聯合ニュースによると、ソウル・ソンブク（城北）警察署は9日夜、「李大統領の家族にテロを起こすという内容の書き込みがSNS上に掲載された」という趣旨の通報を受け、内偵捜査に着手した。

警察が通報を受けたSNS上の書き込みは「一挙の剔抉（てっけつ）」というテーマのカテゴリーに掲載され、今週末に行われるドンホ氏の結婚式場とされている場所の地図の写真とともに式の日時を記し、「進入車両の番号を取れそうだ」という内容が記されていたと伝えられた。

警察は作成者を追跡し、書き込みをした経緯を調査する方針だ。

リアルタイム放送プラットフォームでストリーマーとして活動する女性が第21代大統領選挙の投票があった3日に「李大統領暗殺」に言及し、ネットユーザーらに通報される事例もあった。

これに先立ち、警察は李大統領が大統領選候補だった際に確認した殺害脅威の書き込み21件のうち10件の容疑者を検挙したと9日明らかにした。

警察関係者は9日の定例会見で、「当時、主な候補3人に対し（殺害脅威の書き込みの通報）25件が寄せられ、11件を検挙した」と明らかにした。

警察は「国民の力」のキム・ムンス（金文洙）候補に対する殺害脅威の書き込みの通報を1件受け検挙し、「改革新党」のイ・ジュンソク（李俊錫）候補と関連した通報は3件受け捜査していると説明した。