同協会のチョン・ユニョン副会長は、一部ブランドの供給増と新車発売効果により前月比の販売台数が大幅に増加したと説明した。
ブランド別の登録台数はテスラが6570台で、韓国市場に進出後初めて1位を獲得した。前月(1447台)からは354.0%増と急増した。
以下はメルセデス・ベンツ(6415台)、BMW(6405台)、ポルシェ(1192台)、レクサス(1134台)、ボルボ(1129台)、アウディ(1022台)、トヨタ(725台)の順だった。
米国や欧州では販売台数が大幅に減少しているテスラが韓国輸入車市場で初めて1位になったことを巡っては、さまざまな分析が出ている。
最も有力なのは新型の「モデルYジュニパー」の発売効果が大きいという説だ。
また、これまで円滑でなかった供給が安定したことで先月に販売が集中したとの見方もある。4月のテスラの国内販売台数は5月の4分の1ほどだった。
テスラはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米国政府の歳出削減に取り組む「政府効率化省」を事実上率いるなど、政治色を強めたことで米国と欧州で不買運動を招いたが、韓国では影響が少なかった点も販売増加の理由として挙げられる。
燃料別の登録台数はハイブリッド車(HV)が1万5027台(53.3%)、電気自動車(EV)が9533台(33.8%)、ガソリン車が3280台(11.6%)、ディーゼル車が349台(1.2%)だった。
EVはテスラの好調で前年同月比62.2%増加し、シェアも30%を突破した。
ベストセラーモデルはテスラ「モデルY」で6237台。
地域別では欧州車が1万8346台(65.1%)、米国車が7326台(26.0%)、日本車が2004台(7.1%)だった。
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