ソウル市内の大型スーパーで買い物する市民=3日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市内の大型スーパーで買い物する市民=3日、ソウル(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が4日発表した消費者物価動向によると、5月の消費者物価指数は前年同月比1.9%上昇した。1~4月に2.0~2.2%で推移した上昇率は昨年12月(1.9%)以来5カ月ぶりに1%台に下落した。

 品目別では、サービス物価が2.3%上昇した。個人サービスが3.2%上昇し、物価全体を1.08ポイント押し上げた。

 工業製品のうち加工食品も4.1%上昇し、全体の物価を0.35ポイント押し上げた。

 農畜水産物の物価は、野菜を中心に農産物の物価が下落し、0.1%の上昇にとどまった。

 石油類の物価は2.3%下がり、物価全体を0.09ポイント押し下げた。

 経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(食品とエネルギーを除く)の上昇率は2.0%で、前月(2.1%)よりやや下がった。

 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は2.3%上昇。生鮮食品指数は5.0%下落した。

 購入頻度が高く、支出の割合が大きい144品目で構成される生活物価指数は2.3%上昇した。


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