【ソウル3日聯合】北朝鮮が2日、平壌で南北首脳宣言発表1周年を記念する研究討論会を開いた。
 朝鮮中央通信が伝えたところによると、討論会には金英大(キム・ヨンデ)朝鮮社会民主党中央委員長、柳美英(リュ・ミヨン)天道教青友党中央委員長、金完洙(キム・ワンス)祖国統一民主主義戦線中央委員会書記局長をはじめ、社会団体の責任者や平壌市内の労働者が出席した。討論には金英大委員長、太炯哲(テ・ヒョンチョル)社会科学院長、安京浩(アン・ギョンホ)祖国平和統一委員会書記局長、李種革(リ・ジョンヒョク)祖国統一研究院長、盧成実(ロ・ソンシル)朝鮮民主女性同盟中央委員長が参加した。

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 討論者らは、昨年10月の南北首脳会談で採択された「南北関係発展と平和繁栄に向けた宣言(南北首脳宣言)」は、2000年の南北共同宣言で提示された「わが民族同士」の理念を守り、具現していくための進路を明らかにした実践的な共同文書だと評価した。「北南(南北)関係の発展と祖国統一の新たな局面を開く道を明示する、綱領のような指針」だと強調した。

 また、南北首脳宣言が「北と南の軍事的敵対関係を終息させ、朝鮮半島での緊張緩和と平和を保障するための平和宣言」である点を説明するとともに、「宣言を履行する上で見つかる対策的な問題」についても言及したという。

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