3日ソウル中部消防署によると、同日午前9時35分、ソウル市中区シンダン(新堂)洞に位置する縫製工場で火災が発生した。
2階から出た火と煙は急速に上層階に燃え広がったと伝えられた。
消防当局は火災の拡大を懸念し対応1段階を発令した。消防力55人と消防車15台を動員して消火に当たり、午前11時2分に完全に鎮火し対応1段階も解除された。
警察は特定の人物が引火物質をまいた後、火を付けたという趣旨の目撃者らの陳述をもとに火災の原因を分析している。この工場の社長が金銭問題のため争いになり火を付けたとみられている。
この火災により5人の死傷者が発生した。60代の女性1人が死亡し、60代の男性1人は全身にやけどを負い国立中央病院に運ばれた。消防官1人を含む3人はやけどなどの負傷を負った。建物の中にいたそのほかの市民5人は無事に救助された。
消防当局は正確な火災の原因を調査している。
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