30日京畿観光公社によると、食尚玩家は2005年から20年近く毎週水曜日午後10時のプライムタイムに放送されている台湾を代表するグルメ・旅行番組だ。
京畿観光公社とともに制作された今回の京畿道特集編には台湾の人気芸能人が出演し、ことし4月21日から24日までの3泊4日、キンポ(金浦)、パジュ(坡州)、水原一帯で撮影された計11か所の京畿道内の観光名所が紹介された。
金浦では「感覚的な平和観光とSNS感性探訪」をテーマに、エギボン(愛妓峰)平和生態公園から北朝鮮が見えるスターバックスの訪問と付近のチョングッチャン店での「イカゲームめんこ遊び」などが紹介された。
坡州ではイムジンガン(臨津江)の鉄条網の下で坡州の郷土料理であるうなぎ焼きを楽しむ異色のグルメ経験が演出され、水原ではナムムン(南門)市場、華城行宮一帯・水原カルビ・チキン通り・フュージョンマッコリ・韓屋ステイなどMZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)のトレンドとローカル感性を盛り込んだコンテンツとして現地の視聴者らの視線を集めた。
これは昨年に放送された台湾の人気バラエティー番組「綜藝玩很大‐京畿道特集編」に続く2連続の誘致成果で、全て実費だけを支援した非予算PPL方式で行われたという点でさらに意味がある。
京畿観光公社は2つの番組の撮影地を中心に台湾のニーズに応じた観光商品の開発を推進し、SNSや現地の報道資料の配布などを通じ今後も広報を続ける計画だ。
京畿観光公社の関係者は、「台湾で最も影響力のある2つのバラエティー番組を連続で誘致したことは京畿道観光ブランドの信頼度とコンテンツ競争力を端的に示している」とし、「特に食尚玩家は実際の旅行需要につながる台湾消費者の密着型番組で、今回の特集は平和生態観光から伝統市場、マッコリ試飲、韓屋ステイまで京畿道のさまざまな魅力を直感的に伝えるきっかけになるだろう」と話している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85