京畿道・坡州から眺めた北朝鮮側(資料写真)=(聯合ニュース)
京畿道・坡州から眺めた北朝鮮側(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮との軍事境界線に近い韓国軍の最前線のGOP(監視所)で28日午後5時ごろ、北朝鮮側に向け機関銃を誤って発射する事故があったことが29日、分かった。合同参謀本部などが明らかにした。

 西部戦線の京畿道・楊州にある部隊で銃器の点検中、重機関銃K6の実弾1発が北朝鮮側に向けて発射された。着弾地点は確認されていないという。

 合同参謀本部の関係者は「事故直後、北側に向けて案内放送を実施した。現在までに北の軍の特異な動向はない」と明らかにした。

 韓国軍は事故の経緯を調べている。

 韓国軍では4月23日、中部戦線の監視所で機関銃の誤射事故が起きたばかり。当時、警戒勤務に投入された将兵が火器を点検中、K6の実弾1発が北朝鮮に向けて発射された。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40