日韓経済人「韓国のCPTPP加入」を促進…「出入国手続きの簡素化」を期待

日韓の経済人たちは「韓国のCPTPP（TPP11・環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定）加入」を促進する活動を、共に取り組んでいくことにした。また「日韓両国を行き来する訪問客たちの出入国手続きを簡素化してほしい」という立場も明らかにした。

「第57回日韓経済人会議」に出席した290余人の両国経済人たちは28日、韓国ソウルのロッテホテルで先のような内容を盛り込んだ共同声明を採択した。

日韓国交正常化60周年を迎えた今年、今回の日韓経済人会議はソウルで27～28日に開催された。

韓国側からは韓日経済協会の会長を務めているキム・ユン団長など214人、日本側からは日韓経済協会副会長の麻生泰団長など73人が出席した。

両国の経済人は、「日韓経済界の連携・協力」実現のため先んじて関連団体と協力し、「韓国のCPTPP加入」のための活動を実施することにした。

また、昨年は両国の往来者が過去最高である1200万人を記録している状況から「出入国に必要な手続きを簡素化し、さらに廃止しよう」という主張も共同声明に盛り込まれた。