化粧品ODMが相次ぎ工場を増設、韓国美容の世界的人気が追い風=韓国
化粧品ODMが相次ぎ工場を増設、韓国美容の世界的人気が追い風=韓国
韓国の化粧品用原材料メーカーのソンジン・ビューティ・サイエンスは6月、チュンチョンナムド(忠清南道)のチャンハン(長項)国家生態工業団地で、一般用医薬品(OTC医薬品)専用の「ビューティ製造第4工場」を試験的に稼働した。

ODM(相手先ブランドによる設計・製造)専用の同工場は、年産500億ウォン(約52億2006万円)規模だが、設計の効率化を通じて最大700億ウォン(約73億円)まで拡大可能だとみられている。本格的な稼働は7月の予定だ。

コスメッカ・コリアは5月、チョンジュ(清州)市に工場を新設し稼働を開始した。海外に提供するハイドロゲンスキンマスクの需要に対応するため設立した。

このほかODMメーカーのコスマックスや韓国コルマも生産設備の増設を行っている。コスマックスは年内に、ファソン(華城)およびピョンテク(平沢)工場で前年比30%以上の増設を進める。韓国コルマは年内に、米国第2工場が完成予定となっている。

化粧品ODMメーカーが生産設備の拡大を行う背景には、韓国化粧品の人気がある。業界の関係者は「特定の進出国や原料など、化粧品ブランドが注力している要素において強みを持つ中小ODMメーカーの価値も高まっている」と述べた。
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