在韓米軍　韓国から４５００人撤収との報道を否定

【ソウル聯合ニュース】在韓米軍は２３日、トランプ政権が在韓米軍のうち約４５００人を撤収させることを検討しているとする報道について、「米国防総省が在韓米軍を削減するとの報道は事実ではない」としたうえで「米国は韓国の防衛にしっかりと献身しており、堅固な両国の同盟を維持・発展させる方策を（６月３日の大統領選挙後に誕生する）韓国の新政権と協議することを期待している」と表明した。

　報道については、米国防総省も「事実ではない」と否定している。

　これに先立ち、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）は、米国防総省が在韓米軍約２万８５００人のうち約４５００人を米領グアムなどインド太平洋地域の別の拠点に移転することを検討していると報じた。

　報道について、韓国国防部は「韓米の間で議論された事項は全くない」と明らかにした。