仁川市内の大学で取材に応じる李俊錫氏=22日、仁川(聯合ニュース)
仁川市内の大学で取材に応じる李俊錫氏=22日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(6月3日投開票)で「第3の候補」として注目を集める保守系野党「改革新党」の公認候補、李俊錫(イ・ジュンソク)氏は22日、信頼度の高い世論調査で自身の支持率が10%台になり、今後も支持率の上昇は加速するとの見方を示し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権で与党だった保守系の「国民の力」候補の金文洙(キム・ムンス)氏との一本化はないとの立場を改めて表明した。

 李俊錫氏は学生らと学食を食べるイベントで仁川市内の大学を訪れ、報道陣に対し、18日のテレビ討論会以降、自身の支持率が1週間で3ポイント程度上昇したとし、「さらに上昇すると予想する」と述べた。

 エムブレインパブリック、ケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4社が19~21日に全国の18歳以上の1002人を対象に実施した調査で、李俊錫氏の支持率は10%を記録した。

 李俊錫氏はこの日、金文洙氏との保守系候補一本化について、「一本化に関する質問はもうしなくていい。意味がない」と述べ、これまでと同様に「一本化はない」との立場を強調した。

 李俊錫氏はこの日SNSでも、一本化について連絡してくる人が多いため、すべて受信拒否の設定をしたとし、投票日までは電話連絡が難しいと思うと投稿した。

 「国民の力」からの一本化の提案を拒否する姿勢を改めて示したものと受け止められる。


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