外交部によると、現地時間14日に行われた今回の次官会談で、両国が国交樹立以来半世紀以上にわたり、政治、経済、防衛・防衛産業、国際舞台など多岐にわたる分野で顕著な協力の成果を収めてきたことを高く評価した。
また、両国の新政権においても、頻繁な交流を通じて強固な政治的信頼が築かれており、韓国とインドネシアの「特別戦略的パートナーシップ」が今後さらに発展すると確信を示した。インドネシアでは昨年10月に新政権が発足している。
キム次官は、「2045ゴールデン・インドネシア・ビジョン」の実現において韓国が最適なパートナーとなると強調した。両次官は、インドネシア新政府の主要政策であるエネルギー、食料安全保障、ダウンストリーム産業の育成、人材育成などの分野において、両国間の互恵的かつ戦略的な協力が強化されることを期待した。
アルマナタ次官は、今年4月にプラボウォ大統領が韓国経済人協会代表団との面談で、韓国企業の活動を積極的に支援すると述べたことに言及し、インドネシア政府としても対インドネシア投資の促進や韓国企業の円滑な事業活動のために、友好的な環境の整備に努めていくと応じた。
両次官は、最近高まっている地政学的・地経学的な不確実性の中で、両国間の戦略的協力の強化が必要であることを再確認し、相互信頼を基に、防衛・防衛産業分野における戦略的協力事業の円滑な推進や、造船、サプライチェーンなどの分野において、新たな協力の可能性を積極的に模索する必要性に共感した。
キム次官はまた、北朝鮮による核・ミサイル挑発と脅威、そして違法なロシア・北朝鮮間の軍事協力が、朝鮮半島および国際社会全体に重大な脅威を与えていると強調し、これに対し国際社会が一貫したメッセージを発信し続ける必要があると述べた。あわせて、これに関連したASEANの明確な立場発信のため、核心的パートナーであるインドネシアの積極的な役割を要請した。
また、同日キム次官は、インドネシア国家インフラ・地域開発調整大臣であるアグス・ハリムルト・ユドヨノ大臣およびアリフ・ハバス・ウグロセノ外務次官とも個別に面談し、両国間の特別戦略的パートナー関係の発展の重要性、ハイレベル交流の活性化、インフラ協力、海洋安全保障協力、地域・国際問題における協力などについて意見を交換した。
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