レトロ商品の販売が急増、ブームで洋白や乾パンなどに若い世代も熱視線=韓国
レトロ商品の販売が急増、ブームで洋白や乾パンなどに若い世代も熱視線=韓国
1960~1970年代を背景としたドラマ「おつかれさま」などを起点にしたレトロブームで、生活雑貨からファッション、食品までレトロ商品の販売が増えている。

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韓国ファッション大手の新世界インターナショナルが運営する生活雑貨店「JAJU」によると、2024年末に発売した洋白のやかんや皿などといった「洋白シリーズ」の販売数が、2025年4月時点で前月同期比2倍以上に達した。

同シリーズは、売上高も31%増加。購入する顧客からは「軽いのでキャンプで使える」「インテリアとしても最適」といった声が上がる。

レトロブームで、韓国の伝統的なゴム靴「ゴムシン」の売上高も87%増えた。これに先立ちJAJUは、ゴムシンを現代的に再解釈した商品3種を販売していた。ゴムシンを、個性を演出する若者向けアイテムとして提供し好評を得た。

このほか同社は、乾パンやヌルンジ(おこげ)といった伝統的な食品を間食にした商品を販売中だ。レトロブームと健康的な間食を求める顧客が増えたことを受け、品ぞろえを増やしている。

新世界インターナショナルの関係者は「中年以上には思い出を、また若い新規顧客には新鮮さを与えるレトロブームは今後も続くだろう」と述べている。
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