「韓国の日」の記念式典を皮切りに17日まで経済・文化イベントを開き、韓国をPRする「韓国週間」を開催する。
記念式典には政府から安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官や柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官、財界から韓国経済人協会の柳津(リュ・ジン)会長、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の姜敬聲(カン・ギョンソン)社長、サムスン電子の李源鎭(イ・ウォンジン)社長、現代自動車のソン・キム社長らが出席した。
式典は朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節「朝鮮通信使」の行列を再現するイベントで始まった。1607年から1811年までの計12回、江戸幕府に派遣された朝鮮通信使は両国の平和や友好の象徴とされる。
また、約1400年前、百済の文化を日本に伝えた舞踊家・味摩之(みまし)の物語を描く踊りや打楽器演奏を披露する伝統公演が行われた。
出席者は式典後、韓国館と日本館を訪れた。韓国館のテーマは「With Hearts」で、人工知能(AI)や水素燃料電池、K―POPなど先端技術と文化の調和を表現した。
韓国館には今月11日時点で展示館の入場客と商業施設の利用客を合わせ計32万3000人が来場した。万博全体の来場者数241万人の13.4%に当たる。各国は正確なパビリオン入場者数を公表していないが、現場関係者らによると、韓国館は米国館やイタリア館などと共に人気パビリオンの一つとなっている。
韓国週間にはK―POP公演や韓国商品展、韓国ドラマ展、メイクアップショー、韓服(韓国伝統衣装)ファッションショーなど12のイベントが開かれる。
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