13日警察などによると、中学生のAさんが同級生のBさんの頬に何度もビンタする場面が映った映像が今月2日、SNSに掲載され急速に拡散した。
この映像はインチョン(仁川)のマンション前で撮影されたもので、AさんがBさんに「数を数えろ」と言い頬にビンタする様子が映っていた。当時、BさんはAさんに、「やめて」と暴行をやめるよう訴えたが、Aさんは暴行をやめなかった。
特に、2人の周りにいた生徒らはこのような状況を止めるどころか、2人の様子を笑いながら見たり撮影し、衝撃を与えた。
SMSを中心に物議を醸すと、警察の捜査が始まった。警察は加害生徒の身元を特定した後、暴行の容疑で在宅立件した。
これとともに、警察は放送通信審議委員会を通じ最初に流布された映像を削除し、映像撮影者と流布者などの事件関係者らも調査するとの立場を明らかにした。
しかし、すでに流布された映像で顔が公開されたことで、身元情報も急速に拡散した。
その後、加害者のAさんが書いたと推定される文章がSNSに掲載された。Aさんは、「本当に私が悪かった。ゆっくりと罰を受けている」とし、「私の幼稚な行動に腹が立った方や苦しんでいる被害者にも本当に申し訳ない」と謝罪した。
また、現在の状況について、「1分に36通は基本で、メッセージ、カカオトーク、テレグラム、インスタグラムのDMがあまりにもたくさん来て、本当に怖い」と伝えた。
しかし一方で、「私の写真や個人情報が流出すれば、1つずつ告訴する」とし、「見つけられないだろうという考えはしないでほしい。静かに罰を受けて正しく生きられるよう助けてほしい」と法的処罰も予告した。
不法・青少年有害情報は放送通信審議委員会が通報を受けた後、審議を通じプラットフォーム事業者に是正を要求する方式で削除される。しかし同一の映像でも再び掲載する場合には新しいコンテンツと見なされ別途の審議手続きを経なければいけない。
放送通信審議委員会の関係者は、「審議は同じ映像でも原則的にインターネットアドレス(URL)単位で行われる」とし、「繰り返し通報された件はできるだけ迅速に審議し対応している」と話している。
警察はさらなる流布を防ぐため持続的なモニタリングを通じ映像の削除を要請しているものの、SNSの特性上、完全な削除には限界があるとの立場だ。
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