韓流の勢いを輸出に拡大　韓国中小企業が東京で商談会＝貿易投資公社

【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓貿易投資振興公社（ＫＯＴＲＡ）は１２日、東京国際フォーラムで韓流イベント「ＫＣＯＮ」と連携したＢ２Ｂ（法人向け）輸出商談会を８日に開催したと伝えた。

　「ＫＣＯＮ」は韓国総合コンテンツ大手、ＣＪ　ＥＮＭが日本や米国などで開催している大型韓流イベント。今回は９～１１日に千葉・幕張メッセで開催された。

　商談会では美容、食品、ファッションなどを扱う中小企業４０社が日本の８２のバイヤーと計３５０件を超える商談を行い、９７６万ドル（約１４億円）規模の輸出関連の覚書（ＭＯＵ）を結んだ。韓国の化粧品などに対するバイヤーの関心が高く、一部企業はイベント前に商談の予約が早期に埋まったという。

　ＫＯＴＲＡのパク・ヨンミン日本地域本部長は「『韓流』は単純な文化形成の枠を超え、輸出拡大の機会となっている」とし、韓国の有望な中小企業の日本市場進出を積極的に支援するとの方針を示した。