サムスン子会社のハーマン、米マシモの音響部門を買収=韓国報道
サムスン子会社のハーマン、米マシモの音響部門を買収=韓国報道
サムスン電子の米国子会社で自動車部品大手のハーマンインターナショナル(以下、ハーマン)は6日(現地時間)、米医療器具メーカー、マシモのオーディオ部門を3億5000万ドル(USD、約501億円)で買収する契約を締結した。年内に買収手続きを終える予定だ。

マシモのオーディオ事業は、音響ブランド「B&W」「Denon(デノン)」や「Marantz(マランツ)」などを含む。

これに先立ちハーマンは「JBL」や「Harman Kardon(ハーマンカードン)」「AKG」といった高級音響製品を販売し、2024年にはポータブルオーディオ市場で約60%のシェアを確保していた。

ハーマンはマシモのオーディオ部門を、自社のライフスタイル事業部門と合併する計画だ。カーオーディオ事業でも、既存のハーマンカードンやJBL以外に、B&Wなどへとポートフォリオを拡大する。

マシモのケイティ・シーマンCEOは「当社のオーディオ事業はハーマンによるリーダーシップの下、さらに成長していくだろう」と述べた。

サムスン電子は今回の買収により、自社のモバイル機器やテレビといった主力製品における音響分野での相乗効果創出に期待を寄せている。
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