ハーマンはJBL、ハーマン・カードン、AKG、インフィニティ、マークレビンソンなどのプレミアムオーディオブランドを擁し、昨年のポータブルオーディオ市場でシェア60%を占めるトップメーカーだ。市場規模の大きいヘッドホンやワイヤレスイヤホンでも存在感を高めている。
同社は今回の買収により、バウワース・アンド・ウィルキンス(B&W)やデノン、マランツ、ポーク、ディフィニティブ・テクノロジーなどのラグジュアリーブランドが新たに加わり、コンシューマーオーディオからカーオーディオ事業まで競争力を強化できるようになったと説明した。
ハーマンは今回買収するマシモのオーディオ事業と自社のライフスタイル事業部門を合わせた売上高を2025年の608億ドルから29年には700億ドルまで引き上げ、コンシューマーオーディオ市場世界1位の地位を確固たるものにする計画だ。
買収手続きは年内に終える予定だという。
これを機に、サムスン電子のモバイル、テレビ、家電事業とのシナジー効果の拡大も期待される。
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