李在明氏(国会写真記者団)=1日、ソウル(聯合ニュース)
李在明氏(国会写真記者団)=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」は1日、2022年の大統領選に絡み虚偽の事実を述べたとして公職選挙法違反の罪に問われた李在明(イ・ジェミョン)前代表に無罪を言い渡した二審判決を破棄し、ソウル高裁に審理を差し戻す判決を出した大法院(最高裁)を強く非難した。

 共に民主党は先月末、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の罷免に伴い6月に実施される大統領選の公認候補に李氏を選出した。

 同党の趙承来(チョ・スンレ)首席報道官は同日、国会で行った記者会見で「李候補に対する大法院の判決は明白な政治裁判であり拙速な裁判だ。大法院の不当な大統領選介入を強力に糾弾する」と述べた。

 趙氏は「国民の主権と国民の選択を司法が奪おうとしている」とし、「国民が大韓民国の未来を決定する大統領選を大法院が妨害するというのか」と問い返した。

 「公認候補交代の可能性はあるか」との質問には「ない」と答えた。


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