PoCではVDカンパニーの自律走行ディスプレーロボット「ケティボット」を活用し、移動型の広告と製品のサンプリングを実施した。本体前面についたディスプレーが広告送出機能を担い、後面の箱で製品の運搬や伝達を行う。
PoCの結果を分析したところ、ケティロボットを運用したオフィスではサンプリング製品の消費速度が速く、顧客の回答率や参加率が高いことが分かった。
ファストファイブは今後、シェアオフィス内のラウンジスペースを活用して広告手法を多角化する一方、VDカンパニーはロボットを活用した広告やサンプリングを行うビジネスモデルを構築するとしている。
VDカンパニーのシン・ヒョンイル・マーケティング本部長は「既存の固定型ディスプレーや単なるリーフレット配布とは異なり、『動く広告プラットフォーム』という新たな概念を提示できたことが、今回のPoCの最も大きな成果となった」と話した。
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