KTF納品リベート疑惑、検察が趙栄柱社長を逮捕

【ソウル19日聯合】KTフリーテル（KTF）の納品リベート疑惑に関連し、同社の趙栄柱（チョ・ヨンジュ）社長が逮捕された。
　ソウル中央地検特捜2部は19日、ソウル・松坡区の同社本社に対し家宅捜索を実施するとともに、趙社長を逮捕し取り調べを行っている。趙社長はここ3～4年間、特定メーカーをKTFの中継機納品業者に選定した見返りとしてリベートを受け取った容疑が持たれている。

　検察は趙社長に対し、中継機納品業者の選定過程に介入しリベートの授受があったかどうかを集中的に調べるほか、趙社長が受け取ったリベートが政界に渡ったとされる疑惑についても確認する計画だ。取り調べが一段落した後、検察は趙社長について背任収賄および横領などの容疑で拘束令状を請求する方針だ。