バラスト水は船舶の運航には必須だが、特定地域の海水を積んだ船舶が他地域で排水することで、外来種や病原菌などを持ち込み海洋生態系を乱すという問題が生じている。こうした問題を解決するため、国際海事機関(IMO)は2004年にバラスト水管理条約を締結し、バラスト水に含まれる外来種を取り除くことを義務付けた。韓国では2011年からの適用が予想される。
現代重工業の「エコ・バラスト」はバラスト水を一度フィルターでろ過し、紫外線で殺菌する方法を用いる。化学薬品を使わないことから環境に優しいと評価されている。
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