英国公演の無期延期は、英国が自国の信用収縮に伴い72万ドルと予想される公演予算を支援できなくなったと知らせてきたため。これを受け、英国公演を推進してきた英国人声楽家のスザンナ・クラーク氏は、来月に訪朝し北朝鮮当局と具体的に対策を話し合う予定だ。公演会場や独奏者、指揮者、演奏曲目などは来年上半期に予定する自身の2度目の訪朝の際に具体化するだろうと述べ、英国公演はそれ以降に先送りされることを示唆した。
クラーク氏は同楽団の米国公演についても、米国の政治状況の変化により少し時間がかかるだろうとし、来年半ばまでは実現も難しいようだと伝えた。これに関連し米国公演を推進しているコリアソサエティー副会長は、米国公演の具体的な計画は全く立てられておらず、近い将来に開催される見通しも立っていないと述べた。
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