このミュージカル作品の観客は99.4%が女性で、特に15~29歳の女性から圧倒的な支持を得ているという。プロデューサーの片岡義朗氏は、これまで公演に縁の無かった若い女性客を取り込み観客層を広げたと紹介した。韓国側プロデューサーを務める公演企画会社<ショーFAC>のソン・ハンセム代表も、20~30代に集中している国内観客層を10代に広げる役割を担うだろうと期待を示した。
韓国公演には、日本公演でこの夏からキャストに合流した在日コリアンの俳優TEYU(コン・テユ)が出演することも国内では注目される。韓国国籍の自分が日本の俳優たちと韓国の舞台に立つことは光栄だが責任感とプレッシャーを感じるとしながらも、「公演の熱気を韓国の観客と共有したい」と意欲を示した。
跡部景吾役の加藤和樹は、韓国にもファンが多い。韓国訪問は初めてと言い、「日本ととても似ているので親近感がある。この公演で韓国と日本を結ぶ架け橋になれたら」と語った。
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