ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授チームが作製した胚性幹細胞(ES細胞)の再検証を進めているソウル大学の調査委員会は、22日までに関係者との対面調査や資料分析を終え、23日午前11時に中間結果を発表する。これにより黄教授がサイエンス誌に発表した論文に対する疑惑の相当部分について真偽が明らかになるものとみられる。
 一方、黄教授の代理人を務める弁護士は22日、黄教授が作製した患者対応型幹細胞が、ミズメディ病院に保管されていた受精卵から取り出した幹細胞とすり替えられたとする疑惑について、ソウル中央地検に捜査要請書を提出した。一部では、黄教授に不利な中間結果が出たり、調査委員会がすり替え疑惑について明確な結論が出なかった場合に備えたものとの見方も出ている。


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