【ソウル13日聯合】呉世勲(
オ・セフン)ソウル市長は13日、西大門独立公園の再造成着工式に出席、「定型化された日本風の施設物をすべてなくし、民族のアイデンティティーを取り戻す」と述べた。西大門独立公園は1897年に国民募金で建てられた独立門がある国民の念願と所望がこもった場所だが、日本植民地時代の様式に則った池や景観のために公園本来の歴史的意味合いが薄められてきたと強調した。その上で、今後は公園内の西大門刑務所も補修して展示施設と景観を改善し、西大門区を独立運動史の展示・教育の中心地にする考えを示した。
ソウル市は来年8月までに234億ウォン(約24億円)を投じてこうした大々的な補修工事を行い、公園を韓国近代史の聖地にする計画だ。
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