番組でソ・テジは、1人の人間チョン・ヒョンチョルとミュージシャンのソ・テジとしての人生が戦っていると話す。周囲ではソ・テジの人生のほうが大きいと考えているようだが、平凡な人生に対する憧れも大きい。死ぬまで音楽を離さず良いアルバムを作りたいが、チョン・ヒョンチョルとして生きて両親の暮らす韓国で死を迎えたいと語った。
ソ・テジ(Seo Taiji&Boys) の最新ニュースまとめ
1996年の<ソテジ・ワ・アイドゥル(Seo Taiji and Boys)>引退当時の心境も告白した。心も体も疲れ、音楽を辞めると考えたのではなく「自分にはこれ以上できない」と考えていたという。デビュー間もなくしてスターダムに上がり、音楽制作に集中する時間もないまま短いスパンでアルバムを出さなければならなかったことがつらかったと語った。4枚目のアルバム制作時に、これ以上は無理だと思い事務所と契約を交わさず、ファンたちをだまして活動していたと打ち明けた。
引退後1年間は米国で何もせずに過ごしていたが、「ある日、ギター売り場を見て歩いていたところ、気がつくと支払いをしていた」という。引退宣言を覆すことに恐れもあったが、これからは「引退という言葉は2度と使わない」と強調した。空白が長くなることはあっても、自身の半分以上を占める音楽続けていくと誓った。
この日の放送では、カムバックステージ、街頭でのゲリラコンサート、新曲のミュージックビデオ、俳優イ・ジュンギとのドライブ旅行のもようなどのほか、過去の映像やミュージックビデオ、メイキングの様子などが公開された。<AGBニールセンメディアリサーチ>によると、全国平均視聴率は9.8%だった。
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