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このほど聯合ニュースとのインタビューで、これほどの人気で旅行もまともにできないのではないかと問うと、ナム・ギュリは「帽子を深くかぶってしまえば気づかれないものなんですと意外な答えを返した。休みには漢江の土手でジョギングをするが帽子をかぶればファンも気づかない。1日でも休みが取れれば旅行に行き、広々とした海を見たり考え事にふけったりしたいのだという。
映画『コ死:血の中間試験』は大学入試を控えた高校3年生の教室を背景にしたホラー。全校上位20人の生徒が参加する特別エリートクラスの授業中に生徒が1人ずつ消えていき、生き残るためには正解を出さなければならないとして難題が提示される。劇中でナム・ギュリが演じるのは全校5位のカン・イナ。性根もすわり賢い少女だが、試験前日に死んだ友人が夢に現れ不安におびやかされる。
メガホンを取るチャン監督とは、<See Ya>の曲『悲しい足取り』のミュージックビデオを監督が演出したことから知り合った。大学ではミュージカルを学んでいたため自分に演技ができるものかと考えていたところ、チャン監督が映画の演出を手がけると聞いて出演を決めたという。
初めて演技を経験する彼女にチャン監督が初めて言った言葉は、「ホラー映画にはキャラクターがない」ということ。目に明らかなキャラクターがないため、細かなキャラクターは役者が直接作り上げろという意味だった。「映画の始めと終わりに出て、話を引っ張っていく人物だけに、目立つよりもしっかり中立を守ろうと努めた」というナム・ギュリ。正直なところホラー映画は好きではないが、演技のために『箪笥』と『エクソシスト』を参考にした。特に『箪笥』のムン・グニョンの演技が、特に怖がる表情がなくても感性を刺激する表情だけで恐れを感じさせる点が良く、参考になったという。
『コ死:血の中間試験』は富川映画祭で初めて観客に披露され、彼女も監督や共演者と一緒に会場のイベントに出席した。その感想は「スクリーンで見ると気に入らない部分が目につき恥ずかしかったが、観客が映画を見て恐怖におびえる表情を見ると不思議でもあり面白くもあった」
今後の女優活動については、歌手がメインのため女優を続けるか断言できないとしながらも、「今は、わたしがうまくできるのは何か、演技がそのうちの一つになり得るのかを悩む時期」だと話している。
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