＜私たち結婚しました＞のシネ　「悪役にチャレンジしたい」

3年ぶりにカムバックした韓国女優シネの“カムバックステージ”は少し意外だった。芸能番組とは縁のなかった彼女が、MBC＜日曜日　日曜日の夜に＞を選んだ。彼女にとって“冒険”だった。「最初はいやだった」と彼女は言った。しかし出演してみたいまの気持ちを訊ねると、「所属事務所の代表に感謝しています」と“授賞式”のようなコメントをした。

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「芸能番組に出演するのは、とてもプレッシャーが大きかった。所属事務所の方たちが“お前の本当の姿を見せよう”と言って説得した。過渡期に差し掛かったと思った。結果、たくさんの人から関心をもらい正直驚いている。番組を越えて私を励まして癒してくれる人達がたくさんいる。愛されていると実感した」

＜私たち結婚しました＞でシネは、歌手アレックスとコンビを組み人気を博した。しかし、シネには悩みがある。それは、どこに行っても相手役アレックスとの関係を尋ねる質問が絶えないことだ。

シネは、「私の理想のタイプではない」と率直に述べた。彼女は「本当は広い胸でお父さんの様に私を包んでくれる暖かい男性がいい。だが、コーナーの中で見せたアレックスに対する自分の姿は実際の姿ととても似ている。私は恋をすると、好きな人の前で言葉もうまく出ず、引っ張ってもらうスタイルだから」と話した。



3年の空白期を経て、成功的にカムバックを果たしたシネは、やっと“女優”としてのスタート地点に立った。＜私たち結婚しました＞の出演が事務所の意向だったとすれば、これからは自分の意思で道を切り開いて行かなければいけない。

「“芸能人”シネではなく“女優”シネを見せて行きたい。それが3年ぶりに芸能界に復帰した理由。不安はあるけれど、自身はある。両親やまわりのスタッフ、そしてファンたちが応援してくれているから。ぜひ悪役にチャレンジしてみたい」彼女の表情は明るかった。