広告は9日付ニューヨークタイムズのA15面に掲載された。「あなたは知っていますか」という見出しの下に、朝鮮半島の周辺地図と「この2000年間、韓国と日本の間の海は“東海”と呼ばれてきた。東海に位置した“独島”は韓国の領土である。日本政府はこの事実を認めなければならない」という内容が記されている。
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また、何より韓日は次の世代に正しい歴史を受け継がせると同時に、北東アジアの平和と繁栄に向けともに努力しようとも呼びかけている。読者が詳しい内容を確認できるよう、韓国史の広報ウェブサイトのアドレスも明記した。このサイトには独島と東海、高句麗、渤海、旧日本軍の従軍慰安婦に関する歴史的な証拠資料やマスコミ記事などが英文で紹介されている。
日本の文部科学省は現在、中学校社会科の新学習指導要領解説書に独島を「我が国固有の領土」と明記することを検討している。ソさんはこの広告について、日本が新学習指導要領解説書を発表する前に、全世界に日本政府の不当性を正々堂々と知らせたかったと語った。キム・ジャンフンがこうした趣旨に共感し高額な広告費を快く出したほか、ウェブデザイナーや世界各地の留学生らが約半年にわたる広告準備作業に自発的に参加したという。キム・ジャンフンも、「この広告は民間外交。これを起爆剤に説得していけば、国際社会の間違った認識を正せるだろう」とコメントしている。
ソさんはまた、建国60周年を記念して制作したドキュメンタリー映画『すまない!独島よ!』を来月国内外で公開することも明らかにした。
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