出廷する李健熙氏(上)と李在鎔氏=1日、ソウル(聯合)
出廷する李健熙氏(上)と李在鎔氏=1日、ソウル(聯合)
【ソウル1日聯合】違法な経営権継承や脱税などの罪で起訴された李健熙(イ・ゴンヒ)前サムスングループ会長が1日、6度目の公判に出廷した。この日は息子の李在鎔(イ・ジェヨン)前サムスン電子専務が証人として法廷に立つことになっており、李在鎔前専務の道義的責任を問われた李健熙前会長は「(責任は)ない」と答えたほか、息子が証人に立つことは「いいことではない」とコメントするなど、短く発言するにとどまった。
 李健熙前会長よりも10分ほど早く姿を見せた李在鎔前専務は、父親とともに法廷に立つことになった心境などを尋ねる質問には答えなかったが、国民へのコメントを求められると「誠実に(裁判に)臨む」と述べた。

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 一方、この日はサムスン重工業の泰安原油流出事故に抗議するため、現地の観光分野非常対策委員会に所属する50人余りが李前会長父子を待ち受けた。2人が相次ぎ姿を見せると「サムスンは違法に蓄財した金で泰安を助けろ」などと書かれたプラカードを手に抗議の言葉を投げかけた。

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