そのオク・チュヒョンが最近、3rdアルバム『Remind』で歌手に戻った。インタビューに応じる彼女は、4年ぶりの歌手活動に多少緊張気味ながら、表情には本来の場所に戻ったという安堵と自信を漂わせる。ヨガ指導でも知られるが2006年には同業者との紛争も経験、それも彼女を成長させた。
ユン・ジョンシン の最新ニュースまとめ
「多くを得て失ってみて、肝が据わった部分もあります。わたしの名をかけてすることには絶対に萎縮しないという自信もできました」
また、この世には自分が楽しみつつも努力できることがずいぶんあるということを感じ、舞台で歌い演じる人間としての誇りも持てるようになったとしながら、今は人生の4割が歌、6割がミュージカルだと語った。
以下は一問一答。
―チョ・ヨンジュ、ユン・ジョンシン・キム・ドフンら著名な作曲家が大勢参加した今回のアルバムについて。
チョさん作曲のタイトル曲『Honey』はシンプルなテーマを繰り返すピアノとエレクトロニックなサウンドが合わさった。ミディアムテンポのメロディーが哀切な、女が男に捨てられる内容。キムさんの曲『うそだ』は歌詞がとても悲しい。ユンさんの『わたしに来る』は、ユンさんの歌『君に行く』のパート2という感じだ。
―1st、2ndアルバムではソロ歌手としてのイメージ作りがうまくいかなかったようだが。
すべてプロセスだと考える。アイドルグループを数年続け歌のうまいメンバーと言われていたが、1stアルバムではシリアスな音楽にしたことが副作用となった。2ndアルバムは大衆の目線にフォーカスを合わせた。3rdアルバムは音楽性を見失わないながらも1枚目での重さと2枚目の軽さ、その接点で作った。
―しかし、ミュージカル『キャッツ』『シカゴ』にキャスティングされ、ミュージカル女優としては成功した。
昔のインタビューでもミュージカルをしたいと話したことがある。人生計画の通りに進んでいるようだ。『アイーダ』(2005年、ミュージカルデビュー作)の時はテレビ番組司会などのオファーも多かったが、すべてをかける作品と考えほかのことはあきらめた。すべてを捨てただけに、後悔しないよう頑張った。舞台では丸裸だ。『アイーダ』では悪くも言われたが、発音も弱く、自分でも恥ずかしい部分があった。
―<Fin.K.L.>がそれぞれ別の事務所に所属しソロ活動を行いながらも、解散を宣言しない理由は。
解散すればアルバムを出したくても出せなくなる。各分野で奮闘し時間を置いてから意見調整してまたアルバムを出したい。<Fin.K.L.>のメンバーだったことは重荷というより力になる。メンバーは姉妹も同じだ。ソン・ユリ、イ・ジンも役者として力を伸ばしているのがうれしい。
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