韓国とマレーシア間の情報技術(IT)分野の交流がさらに活発化する見通しだ。
 情報通信部が14日に明らかにしたところによると、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に同行してマレーシアを訪問中の陳大済(チン・デジェ)情報通信部長官は12日、マレーシア科学技術革新省のジャマルディン長官やエネルギー・水資源・通信省のリム長官らと個別に会談を行い、IT協力の強化について幅広く話し合った。

 陳長官はジャマルディン長官に韓国の移動マルチメディア(DMB)技術と携帯インターネット(ワイブロ)、ゲーム産業などについて説明し、今後のIT分野の研究開発(R&D)に対する協力と交流を提案した。これに対し、ジャマルディン長官は韓国のIT発展に深い関心を示し、ソフトウエアやコンテンツの開発などIT分野の交流や協力に努力を惜しまないと答えたという。

 一方、リム長官とは両国間のIT分野の協力の土台を作るため、IT協力協定を結ぶことで同意した。両国の研究ネットワーク「韓国の研究・教育ネットワーク(KOREN)」と「マレーシアの研究・教育ネットワーク(MYREN)」間の協力にも合意した。さらにリム長官は、韓国にマレーシアのIT産業育成戦略であるMSC(Multimedia Super Corridor)プロジェクトへの投資を要請したという。


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