夕食会のようす=26日、ソウル(聯合)
夕食会のようす=26日、ソウル(聯合)
【ソウル26日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は26日、韓国・アラブソサエティー(KAS)創設国際会議のために訪韓したアラブ・アフリカ圏の高官ら約110人を青瓦台(大統領府)に招き、夕食会を行った。

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李大統領はその席で、韓国とアラブは相互への投資が拡大し、貿易と経済協力が進むよう強く望んでいるとし、今後は互いの協力分野を拡大・深化させ共栄の道をともに模索すべきだと強調した。

 1970年代における韓国企業の中東建設市場「進出ブーム」にも触れ、「当時に稼いだオイルマネーは韓国が経済危機を克服する上で大きな力になった」と述べ、こうしたプロセスを通じてアラブの文化と歴史に対する理解が深まり、アラブ人らへの愛情と親密感が沸いたと評価した。

 続けて、双方は友情と信頼を土台に共栄に向けた新たなパートナーシップを模索しており、最近では文化への関心と理解も高まっているとし、一例としてアラブ諸国で巻き起こっている「韓流ブーム」を挙げた。アラブ人は韓国ドラマを通じて韓国文化に内在した価値を発見し、韓国人は多様なアラブ文化体験を通じてその文明の深さに感動していると強調した。

 同日に創設された韓国・アラブソサエティーについては、「政治と経済はもちろん、社会や文化など全分野でアラブと本当のパートナーシップを構築していくという韓国の意志表示」だとしながら、双方関係者がビジョンを同じくし、緊密な人材ネットワークを築く土台になればと期待を示した。

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