ソウル代表カラーに指定された10色=22日、ソウル(聯合)
ソウル代表カラーに指定された10色=22日、ソウル(聯合)
【ソウル22日聯合】ソウル市が、市のシンボルカラーに「赤」を選定した。呉世勲(オ・セフン)市長は22日の記者説明会で、「『ソウル色』の確立と体系化は、ソウルの景観を描き直す転換点になるだろう」と述べ、シンボルカラーの決定により無秩序と不調和の時代にピリオドが打たれ、秩序と調和の時代に向かうものと期待を示した。
 赤は伝統色体系である五方色のひとつ。市は選定理由について、ソウルの故宮など伝統建築物から抽出された色である上、ワールドカップ(W杯)を経て市民をひとつにしたなど、広く愛されているためと説明した。市はシンボルカラーの細部活用ガイドラインとなる「ソウル・レッドプロジェクト」を整え、赤色を市庁舎などのシンボル空間や記念品などのシンボルグッズ、ソウルの歴史とアイデンティティーを示す場所に使用する計画だ。

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 市はまた、ソウルの基調をなす色として銀白色を選定した。赤と銀白色を含め、緑、茶色、黄土色、水色、灰色、チャコール・グレー、黄色、ベージュを市の代表カラーに指定している。無分別な色彩の使用でソウルの都市景観を損ねているとの判断から、市はシンボルカラーと基調カラー、代表カラーを含めた600色の「ソウル勧奨カラー」を選定し、市内都市景観に使用する方針だ。

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